[ジョグスパの創り方 vol.3]皇居か凄いことになっている!?


単発イベントは大好評で成功裏のウチに終了したものの、これをどうやって継続させていくかという課題が浮き彫りになりました。(嬉しい課題だったのですが)。主な課題は2つ。継続して来てもらえるような魅力的なプログラム・コンセプトと、実施のためのオペレーション整備、でした。

定期開催するためのノウハウはなかったものの、ありがたいことにコーチや練習メニューなどのプログラムを定期開催するためのリソースは、アミノバリューランニングクラブを既に実施されていた大塚製薬さんからサポートを受けることができました。また、単発イベントを実施したことから、お申込みや受付などのオペレーション方法も一定の目処がたっていました。

残るはコンセプト。ああかな、こうかななどと考えている時に、とあるニュースが耳に入ってきました。皇居にあるバンドゥーシュという銭湯が、ランナー向けの荷物預かりサービスを始めていて、そこに仕事帰りのランナー達が殺到して繁盛しているというものでした。

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都会の銭湯、「皇居ランナー」でにぎわう-周辺居酒屋に好影響も
2007年12月21日

「これを横浜でやればいいんだ!」その時はっきりそう思いました。イベントを定期開催するだけでなく、今で言う「ランニングステーション」として活用してもらう。横浜駅界隈でランニングをする方達の受皿となる。その利用や認知を促進するために、定期的にイベント開催する。定期的に参加してもらうためのウリのひとつはスパ。走るだけでなく、お風呂やサウナでゆっくりしてもらえることが魅力で、走るだけだとシンドイ人でも、走り終わった後にスパってが待ってると思うとがんばれる。スパだけでなく、道中にはみなとみらいの美しい夜景やイルミネーションもある。

スパと夜景。この2つの要素が人参としてぶら下がっているジョギングイベント。それがきちんと伝われば、走るだけは億劫だけど…というランニング初心者の方が魅力を感じて参加してくださるんじゃないか。こうしてコンセプトが確定し、そのコンセプトを体現するプログラム名も決まりました。走ることとお風呂でゆっくりするのが半々位のプログラム「ジョグスパ」が誕生したのです。

 

担当: ジョグスパ担当 石田毅

【ジョグスパの創り方】※ほぼ毎週土曜日更新
はじめに: 「ジョグスパの創り方」をシリーズで書いていこうと思います。
vol.1: 大塚製薬さんとの出逢い
vol.2: 単発イベントの成功と課題

 

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