自分のことはなかなか客観的に見ることができません。スポーツであれ、しごとであれ、どんな領域においても、第三者的な視点を持てる人が、逆により良いパフォーマンスを発揮できるのかもしれません。
ランニングにおいても同じです。
自分は大迫傑選手(ナイキオレゴンプロジェクト所属。2016年日本陸上選手権の5000m、10000mで優勝し、リオ・オリンピックに内定)のようなフォームで走っていると思っている。
でもマラソン大会に出場すると撮影してくれるサービス「オールスポーツ」などの写真を見ると「あれっ?なんか違う。。」と思わされる。でも写真は一瞬を切り取ったものなので、「いや、そんなことはない。もっと理想とするフォームで走っている」と思い込みたくなる。もし、理想的なフォームで走れていなかったとしても、主観ベースだとなかなか自分を納得させるのは難しい。
しかし、映像は自分の走り方やフォームと否応無しに向き合うことになる。それは自分の意識を変えることの大きな入り口。
自分で良いと思っていたことな習慣を変えるのは、たとえプロのコーチに「変えてみてください」と言われて変えてみても、違和感でしたかないことが多い。しかし、その違和感があるフォームを客観的に映像で見た時、それが明らかに効率的なフォームへと変貌していたならば、あなたは直ぐにその違和感があるけれども新しいフォームを取り入れようとするだろう。
そんなフォームの映像撮影と走りのレクチャー、映像解析によるアドバイスの3つから構成されるクラスが7月からリニューアル。
短い距離の映像に対する久保コーチの掘り下げた解説に加えて、
撮影した映像は終了後にプレゼントいたしますので、後日何度も見返しながら復習することもできます。
以前の「ジョグスパ・クリニック」からグレードアップした「自分客観視」プログラム。月1回土曜日に開催。より効率的な走り方を身につけて、快適に速く走りたいと思っている方に是非活用頂きたいと思っています。
担当: ジョグスパ石田毅