(社)サウナ・スパ協会にて被災地へテントサウナを設置して来ました。


7月9日(土)に社団法人日本サウナ・スパ協会の方々と宮城県牡鹿郡女川町避難所と岩手県陸前高田市にテント(簡易)サウナを設置して来ました。
仙台駅は震災の跡は殆ど見られず(おそらく復旧がはやかったのでしょうか)、私が見る限り東京と変わらない様子でしたが、車で1時間ほど行くと徐々に景色が変わり、女川に到着する頃にはTVで見る瓦礫の山と工事関連の車が行き交う寂しく空しい光景でした。


 

 

 

 

 

我々が到着する頃には東京都サウナスパ協会の方々が殆ど作業を終えており、私は石を積んで記念写真を撮るだけでした。(すみません、始発に乗ったのですが間に合わず)

ストーブは、電気がいらず薪だけで暖かくなるフィンランド製の優れものです。(皮肉にも周辺に薪は余るほどあるので、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

地元の方々が普段かくジメジメした汗と違いスッキリした汗をかくことが出来たという事を聞くとすこし安心しました。現地の方がお礼にアワビとウニを目の前の海岸から捕って来てその場で調理してくれました。もちろん美味しかったです!


 

 

 

 

 

 

 

あのような状況の中でも他人を気遣う気持ちとユーモアを忘れない東北の方々には自分自身考えさせられる事が多かったです。

次の目的地岩手の陸前高田市へ向かう途中何ヶ所か通行止めがあったため、予定よりも1時間ほど遅れて現地へ到着。テントサウナの組み立て作業は3人で行いましたが、地元の方々にも手伝って頂いた事もあり1時間足らずで完成しました。


 

 

 

 

 

建設会社隣の空き地に地元でお風呂に入られない方々に開放するそうです。

こちらでも建設会社の社長さんに「疲れただろうから食事して今晩は泊まって行け」と暖かいお言葉を頂きましたが、翌日予定があった為食事は出来ませんでした。うちの両親もよく学生や近所の人達が遊びに来るととにかく食事をしていきなさいと言って、学校から戻ると見知らぬ人たちが食事をしていた光景を思い出しました。古き良き文化ですね。

帰りは仮眠を取りながら事務局の方と交代で運転し、深夜3時過ぎに横浜へ到着。

サウナ・スパ協会では引き続き加盟店で募金活動を行い、被災地にテントサウナを設置して行く予定です。もしどこかの被災地でサウナが必要だという方がいらっしゃいましたら、(社)日本サウナ・スパ協会(http://www.sauna.or.jp/)にお知らせ下さい。スカイスパに連絡いただいても結構です。(webmaster@skyspa.co.jp)

サウナ室の中で会話を楽しむと心身共に癒され元気が出ますし、その後のビールbeerは格別です。現地の状況を確認してサウナ設置を検討させて頂きます。

最後に、被災地の方々が一日も早く正常な生活に戻れる事を心よりお祈り申し上げます。

担当: 社長

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