チムジルバン


関西スパ&サウナ協会の研修会に参加するために、週末に大阪を訪問してきました。
定期的に開催されている研修会の中でも、年1回だけ「販売促進」にテーマを絞って開催される研修会であったため。
地域が異なるお店の具体的な取り組み事例に触れることはこれまでなかった経験なので、大変有意義な時間でした。

研修後は、道頓堀ニュージャパン梅田ニュージャパン神戸サウナ&スパを視察。最後に、神戸にあるチムジルバンスパ神戸を訪問しました。


チムジルバン(찜질방)とは、韓国で近年、都市部を中心に急増している、50~90℃程度の低温サウナを主体とした健康ランドの一種。日本の温浴施設との一番の違いは、必ず木炭サウナ(壁一面に木炭が貼り付けてある)、黄土サウナ(壁に黄土が塗ってある)、麦飯石サウナなど、施設ごとに趣向を凝らしたサウナの部屋が数部屋完備されていること。

チムスパ神戸は、店名に「チムジルバン」と付いているだけに、地下フロアには9種類の岩盤浴が完備されています。
またレストランは韓国メニューが豊富だったり、韓国発祥のマッサージを取り入れたり、韓館内内装も韓国テイストだったりと、本場同様のチムジルバンを体験できます。

ひとつのテーマで、お店の商品・サービスが上手にまとめられており、それが他店にはないお店の特徴となっていて、素晴らしいなあと感じました。魅力的なお店の前提となる清潔感も高く。
温浴施設の数も増え、利用される方の趣向が多様になってきている今、チムスパのようにお店の特徴を積極的に創っていくことが益々大事になってくるなと感じたのでした。

同じような形態の施設が首都圏にもできる日は遠くないかな。

担当: 販売促進部 石田毅

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