[ジョグスパの創り方 vol.6 ]主催者と参加者を行き来することのメリット


2006年から定期開催を始め、2007年の第1回東京マラソン開催という外的影響も受けた結果、2008年には隔週ではなく毎週水曜日開催、しかもクラス数が最大4クラスにまで拡大し、多い時で1回80名の方が参加してくださるようになりました。
当初ここまでたくさんの支持をいただけるとは思ってなかったのですが、振り返って考えてみると、その主要因になったであろうことが見えてきます。

その要因の一つは、担当者の自分が参加者としての意識を持ってジョグスパに取り組めたということがあります。

くも膜下出血で倒れた後、幸いにも大きな後遺症もなく復帰することができましたが、再度大きな病気をしないために、健康維持のために、継続的に運動することが自分自身の課題となりました。そんなことがあったため、ジョグスパには毎回参加して、参加者のみなさんと一緒に走ることになりました。当初からコーチ業務を委託し、引率のためのコーチが毎回来てくれていたので、自分は必ずしも参加する必要はなかったのですが。

すると、参加者としての視線でプログラムを考えることができます。どのルートを走ると楽しいのか、障害物などの危険がどこに潜んでいるのか。どうゆう時に楽しいと思えるのか、どんなシュチュエーションで怪我や事故などが発生し易いのか。自分の経験をプログラム内容にダイレクトに反映できるようになり、気づきがあった翌週にはプログラムを改善することができます。

これが、自分が常にプログラムに参加したことによるメリットのひとつでした。

 

担当: ジョグスパ担当 石田毅

 

【ジョグスパの創り方】※ほぼ毎週土曜日更新
はじめに: 「ジョグスパの創り方」をシリーズで書いていこうと思います。
vol.1: 大塚製薬さんとの出逢い
vol.2: 単発イベントの成功と課題
vol.3: 皇居か凄いことになっている!?
vol.4: レディーファースト(1)
vol.5: レディーファースト(2)

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